「衝撃の事実」(後編)は、ガチで衝撃でした
二週間に一度、内科の医師が往診に来てくれています
その先生に、
「母の寝言が凄いんです。
しかも あんなに大声で叫んでいるのに
本人は、「記憶に無い!」って言うのですが……」
と尋(たず)ねると
「ああー、【レビー】ですね」 と。
…………はぃ?えっとー?(←私)
「【レビー小体型認知症】です」
さらーっと言われたので
「自分の耳を疑う」という、
ガチで初めての経験をさせて頂きました
って!それもそうですがっ!!
「ええっ!?認知症ですか!?
記憶力は私以上にあるのですけど!?
チョコチョコと歩くので、パーキンソンかと思ったのですが!?」と
問い返すと
「レビーも、パーキンソンも症状は同じなんです。
ですが、夢を見ての寝言では無いなら
妄想の症状で、レビーですね。」と。
「え…ちょっと待って下さい!!(←何を待てと
自分で言ってるのに分からず
待って!! と懇願してる自分に驚く)
母の寝言は、私の古い記憶の中でも5~6年前なのですが、
その時に その【レビー】なる物だと分かっていたら
この寝言と、その【レビー】なる物は
少しは改善されていたのでしょうか??」
と、先生に問うと
「初期の判断は難しいと思います
判断されたとして、進行を抑える薬を服用をしていたら
症状は抑えられたかも知れませんが
もしかしたら副作用が出ていたかも知れません。
副作用が出たとしたら、今の生活が出来ていたのかも分かりません。
そこは私共医師でも、どっちが良かったかとは言えませんし
現状でしか判断出来ないのです。
すみません…。」
と。
母の往診に来て下さっている医師は
本当にお若い先生なんです。
びっくりするくらい(笑)。
なのに、ちゃんと私達、「介護者」に寄り添って発言してくれるんです、いつも。
医師が「すみません」って、あり得ないですよね?(笑)
だって「誤診」と思われるかも知れないリスクがあるのですから。
私は、私よりも全然若いこの先生が
患者本人と、その身内=(私達)介護者に
真っ直ぐに向き合って下さっている事に
本当に感謝しかありません
例え「衝撃の事実」の告知だったとしても…です(笑)
ドラマだったら
「実はですね~…」と、
偉そうに勿体(もったい)ぶって言うのが
デフォ(デフォルト)でしょうけどねーw
(ノ∀≦。)σあははははははwww
でも、本当に衝撃でした…_| ̄|○